いまここね

どんなだってこれが今の自分

書けてない

気張って書けない。気張ると書けない。

もう先週のことになる結婚式のことを書きたかった。

こころのなかと外に見せる自分の差異に困惑してる。

上がったり下がったりの波に困惑してる。

弱い自分も情けない自分も見せたくないけど

そんなのとっくに見透かされてるしバレバレなのにね

バレバレでも気丈に振る舞いたい

 

一昨日は谷中に行ったやっぱり好きな町好きな雰囲気

沢山食べて胃もたれしたけど一緒においしいね、

って言い合える人がいるのは楽しくてすてきだ、大好き

 

昨日は新宿人の波がすごくて一人になった途端に見える景色が変わる

タワーレコードに行こうと飛び乗ったエレベーターはぎゅうぎゅうで

途中の階で乗ってきたカップルの女がニヤニヤしているのを見て

わたしの顔に何か付いているのかな、いやだな、と思いながらふと隣りを見たら

ホリエモンが立っていてわっとなった。最近注目してます。

声を掛けることもできず、声を掛けるかかけないかで人生が変わるんだよ。

ってホリエモンは言いそうだな、と思った。

でも何て声を掛けるの?「ファンです」ファンなの?

え、ほんとうに?そうでもなくない?

「最近注目してます」え、誰だよ。何目線だよ。

ホリエモンのいいなと思うところは、なんでもチャレンジする精神と

人を決めつけたりしないところ。

わたしは声をかけるチャレンジをしなかったということだ。

やらない後悔はしないほうがいい。

でもぎゅうぎゅうのエレベーターの中で声をかける勇気は要らないな。

逆の立場だったらはずかしいもの。

 

その後、アスタリスク「Goodbye, Snow White」新釈・白雪姫

http://asterisk-web.net/

を観に行く。東京国際フォーラム

中村うさぎさん原作

「女」であることを考えさせられる。

女の価値は「若さ」

どんなに美しくても若さには勝てない。嫌でも引き摺り降ろされる。

世間の価値観に振り回される。

無垢で無知な若いお姫様を見て、昔自分がそんなお姫様だったことを思い出す。

「それでもわたしは女でいたい」

魔女の悲痛な叫び、強いように見える女の脆さ、歪さが痛く切ない作品。

しかし覚悟を決めて生きていく女の決意のように見えた最後の渾身のパフォーマンスが圧巻だった。

Twitterでマイキーさんの今回の舞台に対する意気込みを読んで

すぐ行くことに決めたんだけど、見ている最中は割とああ、ダンスパフォーマンス

の舞台だなあ、やっぱりそんなに自分の好みじゃないかも。と思っていた。

しかしじわりじわりと心に刺さる。

命がけで舞台を作る人の作品は心に残るものだと感じた。

これで最後かもしれない、全ての華を散らせようと輝くものの美しさは届く。

あー、楽しかった。っていう種類の舞台じゃないけど、観に行って良かった。